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岡本 和行 (おかもと かずゆき)   作品はこちら

被写体:花

1947年北海道札幌市生まれ。母が華道の師範だったことから、小さい頃から、花そして美しいものに対する素養を身に付け、興味を自然に深める。高校時代に写真家の道を歩むことを決意し、東京の写真学校に学び、広告写真スタジオ勤務を経て、1974年 20代で「スタジオK2」を設立。その後は、洗練された感性と繊細なカメラワークで、主にファッション写真で名を馳せる。その傍ら、北海道内の美術館の収蔵品や図録の撮影に長く携わる。なかでも、光の微妙な計算が求められるガラス作品の撮影は独壇場で、エミール・ガレの作品の撮影によって、その実力が美術界に伝播する。2002年頃からライフワークとして「花」を本格的に撮影。精力的に個展を開催すると同時に、美術館からの作品展示のオファーが続く。その間、高精細印刷による写真集『花美』を出版。北海道はもとより全国に、広くその名が知られている。
  《写真展》
1986年 アートギャラリーさいとう(札幌)
1987年 ポラロイドギャラリー(東京)
1990年 アートギャラリーさいとう(札幌)
1992年 ギャラリーミヤシタ(札幌)
1995年 ギャラリーミヤシタ(札幌)
2004年 個展「花美」富士フォトサロン札幌
2006年 個展「花美」ギャラリーミヤシタ(札幌)
2009年 個展「花美」ギャラリーミヤシタ(札幌)
2009年 北海道立帯広美術館「はな展 四季の花・幻想の華」に出品
2009年 札幌芸術の森美術館「真冬の花畑展」に出品 
2010年 北海道立近代美術館(札幌)「カラー・パワー!色って不思議展」に出品
2011年 個展「パラドックス−花蒐集 hana collection−」ギャラリーミヤシタ(札幌)
  《写真集》
2007年 「花美」(共同文化社)